くろねこどらごんのブログ

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生きづらさを抱えた人へ

どうもくろねこどらごんです



「生きづらさ」って、現代を生きる人ならかなり多くの人が抱えているんじゃないだろうか。



私も抱えています。今は随分と楽になったけど、すごく悩んだ時期がありました。同じように苦しんだ人、今も苦しんでる人に参考になるかどうかはわからないけど、ましてや解決策を提示することはできないけど、今回は自分の経験を書いてみようと思います。とりあえず書く。






自分は人とは違うと思っています。
悪い意味で「普通」とは違うと。



どんな意味だろうが人と違うのは
当たり前のことなんですけどね。



同じ人なんてただの1人もいません。



「自分は人とは違う」と考えて苦しんだ時期があったのは事実ですし、それに苦しむことがなくなった今も色々な場面で「少数派」なんだなあと思う事が多いです。


小さい頃は子ども特有の万能感というか、「自分は特別なんだ!」みたいな根拠のない思い込み(これは多くの人にあると思うけど)があり。



中学生くらいになると悪い意味で人と違う(後述)ことにすこしの違和感というか、生きづらさを感じるようになり。



でもスポーツが得意で、部活で頑張って自分の居場所があったので、あんまり「生きづらさ」に目を向けてなかったんですよね。



クラスで過ごす時はよく分からないモヤモヤとした感情があるんですけど、部活ではなくて。



部活が好きで、楽しくて、結果も出ていたので、それしか見てなかった。自分の都合の良い世界しか見てなかったんですね。



その後「生きづらさ」を放置したまま社会に出るんですが、これがもう人生で最大のつまづきにつながるわけです。



自分は人間関係の構築が苦手で、空気が読めず、人の気持ちが分からず、思ったことをすぐ口に出すような人間でした。人と話すときも目を見るのが苦痛で、愛想笑いをするのも苦手。



そういう部分が学生時代は部活に打ち込んでうやむやになっていたのが社会に出てから浮き彫りになり、対人関係で上手くいかず任されていた仕事のポジションを外されたり、トラブルになったこともありました。



そうやってつまづいた後に初めて自分の短所に気づくことができ、自分を見つめ直すことができました。


でも、つまづいてすぐ立ち直れたワケじゃなくて、10年くらいかかったかなー。



しかも立ち直れたといっても、自分の欠点を直したわけじゃなくて、つまづいてからずっと苦しんで、ずっとモヤモヤして、その間に無難な人間関係の構築の仕方を学んで、人間関係のトラブルはほとんどなくなったけど、でもいわゆる「普通の人付き合い」がやっぱり苦しくて、自分は普通の人とは違うんだなーって悩んで、苦しんで、たまに楽になるけどやっぱり苦しくて、どうしたらいいかわからず答えが出ないまま10年くらい経った時に


「まあいいか!」

って思えたんですよね。



なんでだろう。今でもなんで「まあいいか」ってなれたのかわからないけど、一種の開き直りというか、ある意味悟ったというか。



人間、無理なことは無理

って。

葛藤もあったんですけどね。コミュ力お化けみたいないわゆる陽キャな人とか、いつもみんなに慕われている人気者とか、頭が切れて仕事が超できる人とか。



そういう人にいつか自分もなりたい、なれるって思っていたんですけど「あっ、無理だ!」って気付いて。


それは人生で最大にして最高の気付きだったんじゃないかなと思います。



そう思えてから自分の中の暗黒がスァァーッ!!って晴れていって、すごく楽になることができました。



たぶん、自分の中で線を引くことができた。
ここまでは行けるけど、これ以上は無理って。



諦めることができたんですよね。理想の自分を。



いまの自分でいいじゃないって思えた。



無難な人間関係でいいじゃない。
頑張らなくてもいいじゃない。
ありのままの自分でいいじゃない。
「普通」じゃなくていいじゃない。
できることをやればいいじゃない。



そう思って、今は生きれるようになりました。



世の中には、自分なんかより苦しんで悩んでる人がたくさんいると思います。そういう人からしたら、大した悩みでもねーなって思われるかもしれないけどね。



自分は死にたいと思ったことは2回くらいしかないですし。



ともあれこの経験から、自分の限界を知ることができました。


でも、全く「頑張らない」わけじゃないよ。ちょっとは頑張ってます。そして「頑張りすぎる」前にやめちゃいます。そんで少し休んでまたちょっと頑張る。



頑張りすぎると後で反動が来るので、今はそういう自分のペースがわかっているので無理はしません。



仕事とか、期限があるような事に対しては短期間でガッと頑張ることもあるけど、基本的にはやりません。



精神と肉体の両方にダメージくらうと、復帰までに時間が掛かるから長い目で見て損になるしね。疲れ果てて何もする気がなくなる。



もちろん、頑張れる人は頑張ったらいいと思います。



自分の限界って分からない人の方が多いだろうし、最初はどうしても頑張りすぎてしまう。たぶん日本人はそういう人多いんじゃないかな。



頑張って頑張って壁を乗り越えて強くなる人もいるんだろうし、それができる人は本当にすごいと思う。



自分は無理だった。でもそれでいいんです。



楽な方に逃げたんですよね。たぶん。
でも、すごい楽です。
それでいいってそう認めることができた。



あと、人に好かれようとか、嫌われないようにしようとか、そんなことも思わなくなりましたね。



そんなもん、クソ食らえ


って思えるようになりました。



好きになるなら勝手に好きになって下さい。
嫌うなら勝手に嫌って下さい。



合う人は合うし、合わない人はどこまでいっても合わない。そこに一喜一憂したり、無理に合わせたり、エネルギーを使うことは無駄。



ただ、嫌われてもいいといってもわざと敵を作るような態度をとったり、好き勝手に振る舞ってもいいという事ではないよ。



ある程度は周りに合わせたりする事も必要だし、完全に嫌われて孤立してしまったらどうしようもない。



その辺の調整は自己責任でお願いしたいんだけど、自分の身を守る為に無理しない程度にバランスを取ることが大事です。でも必要以上に顔色を伺う必要もない。



とにかく、


自分が楽で、楽しくて、
ゆる〜く生きれるのが1番です。



みんなも頑張りすぎないでね。



頑張らない人は、うまくいく。


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