くろねこどらごんのブログ

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鹿を助けた話

今週のお題「激レア体験」


どうも動物愛好家のくろねこどらごんです。



くろねこと名前に付いてるくらいなんでもちろん犬より猫派なんですが飼ったことはなく、先日子猫3匹を預かる機会があった際に猫アレルギーということが発覚しました。なんということでしょう。



例えて言うならギター好きなのにギターアレルギーとか、旅行が好きなのに旅行アレルギーみたいな。例えになってねぇ。


激レア体験

その鹿に出会ったのはとある田舎の山の中でした。車で山道をドライブするのが好きなので、その日も夜中にゴキゲンレッツらゴーしてたんですが、途中の道端に鹿がいたんですよ。



夜の山道に鹿がいるのはその辺りでは珍しくないので、特に何も思わずそのまま通り過ぎようとしたんですけど、その鹿は珍しいことに車が近づいても逃げないんですよね。



なんか変だな?って思ってすぐ側に車を停めて降りて近づいても逃げない。



でも動かないわけではなく、なんか必死にもがいてるんですよ。逃げようとはしてる。



よくよく見たら、足にワイヤーがからまっとる...



正確に言えば、山の中に放置された何かのワイヤーの先端に輪っかの様な金具が付いていて、それに運悪く鹿の足がハマってしまったみたいでした。




鹿はワイヤーから足を抜こうと必死で暴れてもがいてたんですが、暴れすぎてワイヤーにハマってる足首が変な方向に曲がっており、流石にかわいそすぎるので助けることにしました。



まず近づいて足の状態を確認しようと思ったのですが、身の危険を感じたのか暴れる暴れる。そんな大きい鹿ではなかったんですが、すさまじいパワーでこちらを吹っ飛ばそうとしてきます。というより吹っ飛びました。



土まみれになりながらもう一度鹿に近づいてヘッドロックをかけます。おそらく人生で一度きりでしょうね。鹿にヘッドロックって。何故ヘッドロックを選択したのか自分でもよくわかりません。

数分すると鹿が大人しくなったので、輪っかにハマっている足をつかんで、ワイヤーを外してやりました。鹿は動けるようになったことに気づいておらず、きょとんとした後にひょこひょこと足を引きずりながら特にお礼を言うこともなく山の中に消えていきました。ありがとうございましたくらい言えよ。



今回の件で学んだのは、鹿にヘッドロックで大人しくなるということと、鹿は感謝の気持ちがないということです。